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いよいよ人生90年時代に

 最近発表された「平成13年簡易生命表」によると日本人の平均寿命は男78.07歳、女84.93歳と男女とも過去最高を記録しました。
男女差は6.86年と女性の方がだんぜん長生きということになります。また世界的に見ても今の日本人はダントツで長寿世界一です。
 平均寿命を過去にさかのぼって調べてみると、戦後まもなくの昭和22年は男50.06歳 女53.96歳、今から25年前の昭和50年は男 71.73歳 女 76.89歳でした。
 日本人が昔から長生きだったわけではなく、この50年間で驚異的に長寿を達成したのだということが、このことからわかります。しかも予測ではこれからもまだ平均寿命は伸び続けると考えられています。
 そこでこれからは人生90年時代、いま50歳の人もあと40年生きなければならないわけです。しかも高齢者世帯(若い人が一緒に住んでいないお年寄りだけの世帯)の数は昭和50年の109万世帯から平成10年の561万世帯へ5倍にも増加しています。
 「高齢社会を迎えた私たちはこれからどう考え、どう生きていくべきか?」
 医師として、ケアマネージャーとして在宅医療、在宅介護の現場を経験してきた筆者が、6回のシリーズで皆さんと一緒に考えます。


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