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「高齢者って、いったい何歳からを言うの?」
昭和35年の国勢調査では60歳以上を老年としていましたが、21世紀の日本では70歳以上を高齢者と考える人が増えています。でもたとえ70歳以上であっても「私は高齢ではない」という人もいるでしょう。高齢者に関する通念が変わりつつあるということです。
 これからの社会は、高齢であっても、障害があっても自宅で暮らすことが当たり前になるでしょう。しかし、だれもが自分の住み慣れた家で、そして住み慣れた地域で暮らすには、地域社会に在宅生活を支援するシステムができていることが前提になります。障害を持ったひとを支える家族をどう支援するのか、一人暮らしのお年寄りに地域社会とどう関わってもらうのかなど、地域社会の支援システムが充実するよう知恵を絞らなくてはなりません。
 私が理想と思う社会は、「自立した高齢者が多様な生き方を選択する社会」、「すべての世代がともに支えあう社会」です。皆さんはどう考えますか。
 このコラムは在宅医療の医師とケアマネジャーの両方を仕事とした筆者が「人生90年時代をどのように生きたらよいか」を筆者の立場からまとめたものです。高齢者が安心して生活できる社会の実現のために、ぜひ皆さんの意見も聞かせてください。

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